マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.30−冬瓜
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1.本日の食材 冬瓜
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子供の頃は、冬瓜って馴染みのない野菜で
ほとんど食べたことなかった気がします。
大人になって、和食屋さんなんかで
上品な薄味に煮てあるのをいただくと
「美味しいな〜」と思っていたのですが、
近年まで自分で料理することもなく…
なのでず〜っと冬の野菜だと思ってました(笑)。
「冬の瓜」と書く由来は、熟すと皮が固くなって
夏になった実が冬…さらには翌春まで食べられることから。
ちなみに、俳句では“晩秋”あるいは“初冬”の
季語として使われます。
そんな冬瓜の原産地は東南アジアと言われています。
暑さに強く育てやすいので広く栽培され
日本には平安時代に渡来した、古い野菜です。
冬瓜はカリウムが多い陰性の野菜なので
体を中から冷やしてくれて
利尿や解毒に作用してくれます。
このため腎臓や膀胱に不調のある方や、
むくみのある方に効果的です。
また、冬瓜はとても低カロリーな野菜です。
水分を排出してくれる+低カロリーということは
水太りタイプの方にはダイエット効果も期待できるということ。
中国の古い書物にも
「健康でやせたい人は冬瓜を多食するとよい」
とあるそうです。
さらに、ビタミンCもたっぷり含まれていて
美肌や風邪の予防といった効果も期待できます。
夏の疲れの残るこの時期、
さっぱりした煮物を食べて
美肌の回復も期待できるって嬉しいです。
紫外線をたっぷり浴びてダメージを受けた肌も
少しは回復してくれるでしょうか…
さらには食物繊維も多くて、
お腹の調子も整えてくれる…
冬瓜ってかなり働き者な野菜なのです。
最後に…
「冬瓜の季節は夏で陰性な野菜」と前述しましたが、
冬瓜を生で食べることってまずないですよね。
通常はコトコト煮て(陽性)
塩や醤油(どちらも陽性)で味付けすると思います。
なので…同じ夏が旬の野菜でも
トマトやきゅうりを生で食べるのとは
陰性の度合いが違います。
素材の陰陽の他に、調理法や調味料でも
陰の強さ、陽の強さが変わることをご理解ください。
ものすごく大雑把ですが
生食:陰性
火を通す:陽性(陽性度は時間の長さに比例)
って考えてもらうとよいかも。
調理法の陰陽についても
そのうちご説明します。
◆陰陽って何?という方は、↓をご覧ください。
メルマガ第2号の内容を再掲しています。
http://tinyurl.com/eexdw
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2.冬瓜の美味しい食べ方
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冬瓜といえば、やはり薄味で上品に仕上げた
含め煮やスープでしょうか。
冬瓜は皮の部分が利尿効果に優れているので
薄めに皮をむくのがポイントです。
その後、皮の部分に隠し包丁を格子に入れると
全体に柔らかく煮ることができます。
また、実の透明感を生かすには
白醤油や薄口醤油で味付けするときれいです。
私が一番好きなのは
冬瓜のあんかけ仕立てです。
角切りにした冬瓜を油で炒めて、
そこに千切りの椎茸→玉ねぎ→人参と
追加して炒めます。
その後、だし汁を入れて
冬瓜が柔らかくなるまで煮たら
醤油で味付け→水溶き葛を入れてできあがり。
強引に一つの鍋で作るのがポイントです(笑)。