マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.25−ハトムギ
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1.本日の食材 ハトムギ
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ハトムギはイネ科ジュズダマ属の穀物。
全国の川沿いに自生するジュズダマの仲間です。
中国南部からインドシナ半島にかけての地域原産とされ、
熱帯から亜熱帯、温帯南部…つまり陽性な気候の地域で
栽培されています。
そして粒の大きさは雑穀一。
ということは…
「陽性な環境で育つ」「粒が大きい」という
陰性な性質を持っていることになります。
陰性なので夏のご飯に混ぜると
さっぱりと美味しく食べられるし、
ハトムギ茶としていただくと、
体を冷やして涼しくしてくれます。
今の時期にぴったりなのです。
ハトムギの殻を除いたものはヨクイニンと呼ばれ
生薬として様々に活用されてきました。
イボ取りの妙薬である他、シミ、肌荒れなど
肌のトラブル全般にも効果があります。
さらに体内の水分量を調整してくれるので
むくみや便秘にもよい、となれば
女性にとっては嬉しいことだらけです。
その素晴らしい効果は昔から知られていたのか
かの楊貴妃も愛用していたとか…。
他にも、関節の痛みやリウマチに効果があるとか
腫瘍抑制作用、滋養強壮、鎮痛、脾臓を強くするなど
かなりの働き者なのです。
ハトムギパワー、恐るべし。
そして、優れた新陳代謝作用で
細胞の老化も防いでくれます。
こんなハトムギの栄養素ですが
必須アミノ酸とミネラル、ビタミンB群が豊富です。
食物繊維も多く含むので、
胃腸を整えてくれる効果もあり。
ちなみにハトムギが美肌効果を発揮するのは、
「コイクセノリド」という成分のおかげです。
これは脂肪酸の一種でハトムギに特有のもの。
この成分は肌の角質層の新陳代謝を活発にする他、
抗癌物質としても注目されています。
最後にハトムギの名前の由来ですが、
「鳩が好んで食べるから」という説と
多くの収穫があることから「八斗麦」と
名前がついた説があるようです。
本当に鳩が好んで食べるのか…
ちょっと確かめてみたい気がします。
◆陰陽って何?という方は、↓をご覧ください。
メルマガ第2号の内容を再掲しています。
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2.ハトムギの美味しい食べ方
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ハトムギを手軽に食べるには、
お米に混ぜて炊くのが一番でしょうか。
量はお米の1〜2割くらいで、水加減はやや多めに。
炊飯器の場合は、しばらく水に浸してから炊いてください。
また、ハトムギだけを炊いてサラダやマリネにするのも
プチプチとした食感が楽しめて美味しいと思います。
それからハトムギを粉末にしたものに浄身粉というのがあります。
浄身粉は殻まで含んだ全粒の培煎粉末なので、
大半が殻や表皮に含まれているハトムギの有効成分を
無駄なく摂ることができます。
これはまだ試したことがないのですが、
水に溶いて飲んでもよいそうです。
小麦粉と混ぜて、料理屋お菓子作りにも使えるので
粉状でもよければ浄身粉を使うとハトムギを手軽に摂取できますね。
それから、忘れちゃいけないハトムギ茶。
これは殻つきのハトムギを炒って煎じたもので
夏に冷やして飲むと美味しいですよね♪