マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.5−ごぼう
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1.本日の食材 ごぼう
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ごぼうと言えば、食物繊維の豊富な野菜として知られています。
皆さんご存知のように、食物繊維は第6の栄養素とも言われ、消化も吸収もされないまま体内を通過します。その時に私たちの胃腸をお掃除してくれるのです。
しかし、マクロビオティックから見るごぼうには、食物繊維だけでなく、もっと違った特徴が…
メルマガの第2号で、陰陽について簡単にお話しました。(メルマガで説明した内容についてはこちらをご覧ください
http://www.shinso-sekai.com/2006/06/post_20.html)
食べ物には
・暑い地域・季節に育ち、身体を冷やして緩める陰性のもの
・寒い地域・季節に育ち、身体を温め引き締める陽性のもの
・陰性と陽性の間にある、中庸のもの
この3種類があるんでした。
このうち、陽性の「引き締める」性質は、内側に向かう力なので求心力の作用ということになります。
つまり陽性の力というのは求心力のこと。
そしてこの地球上で働く求心力というのは、地球の中心へ向かう力です。それは地表から地中、つまり方向としては下向きの力。
根菜というのは皆、地中で下に向かって成長しますよね。下向き=陽性の性質を帯びているので、根菜は陽性ということになります。
中でも、ごぼうは地中深くまで伸びる野菜=陽の強い野菜として身体をしっかりと温めてくれる作用があります。
考えてみると、きんぴらごぼうって夏よりも冬に食べるほうが美味しい気がしませんか?
陽性で身体を温めてくれる野菜ということは、陰性体質の人(ひょろりと痩せている・顔色が青白い・冷え性で体力がないなど)にぴったりということ。
濃い目に味付けしたきんぴらごぼうはマクロビオティックの基本食として、毎日少しずつ食べることで、穏やかに体質改善してくれる作用があります。
逆に、しっかり陽性体質の人(がっしりしている・顔色が赤黒い・元気があって動作が早い)は、根菜で身体を温める必要がないのであまり美味しく感じないかもしれません。
なお、私たち人間の足にあたるのが、植物では地中に埋まっている根の部分であり、皮膚にあたるのが皮になります。
根、つまり根菜を皮ごと食べることで、足腰を丈夫にして皮膚を健やかに保つ働きがあると言われています。
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2.ごぼうの美味しい食べ方
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マクロビオティックでごぼうといえば、やっぱりきんぴらごぼう。味噌煮やけんちん汁、梅干と一緒に煮るのも美味しいです。
油と相性がいいので、天ぷらやかき揚げもいいですね。我が家ではささがきごぼうを素揚げしてサラダやおひたしのトッピングにするのもよくやります。
ごぼうは、大抵の料理本に「アクが強いので水にさらして使う」と書いてあります。
しかし、マクロビオティックではアクも旨みの一部として活用するので水にさらすなんてモッタイナイことはしません。切ってそのまま、先ず油でよく炒めます。
焦がさないようにじんわりと炒めと、ごぼうの匂いが最初のツンとしたものから甘匂いへ変化するのがわかります。
匂いの変化でアクが旨みに変わったことが判るので、他の材料を入れるなり水やダシで煮るなり、次の工程に進みます。