マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.23−実そば
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1.本日の食材 実そば
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実そば、というと何となく雑穀の仲間に
入れてしまいたくなるのですが…
でも、そばはタデ科の植物。
稗や粟、黍はイネ科で、ちょっと違うんですよね。
気になったので、穀物と雑穀の定義を調べてみました。
穀物というのは、でんぷん質を主体とした
植物の種子を食用とする食材のこと。
多くのものは主食の材料として用いられます。
狭義の穀物はイネ科植物の種子のみですが、
広義の場合はマメ科やタデ科などの植物も含みます。
なるほど…なので、そばも穀物の仲間に
入れられているんですね。
ちなみに、小麦・米・トウモロコシが
世界三大穀物と呼ばれています。
それから、雑穀というのは
米と麦以外の穀物を一般にそう呼んでいます。
マメ科の種子、すなわち豆は菽穀(しゅくこく)、
そば(タデ科)やアマランサス(ヒユ科)、キノア(アカザ科)など
イネ科以外の種子は擬穀(ぎこく)とも呼び
穀物でない穀物として区別しています。
穀物でない穀物って…ワケワカラン感じですが。
まぁ、そんな訳で、そばは広い意味での雑穀ということで。
で、ここからが本題のそばの話です。
そばの産地として思い浮かぶのは北海道や長野。
そして中北欧諸国でも2〜300年前までは
そばを常食していたそうです。
そんな気候が寒冷な地域、そして荒地・やせ地でも
育つそばは強いパワーを持っている陽性の食材です。
そばと言えばお馴染みの成分がルチン。
ルチンはビタミンの一種で、
血管を強くして血圧を安定させてくれます。
血液の流れをよくすることは
美しさと健やかさを保つ上でも大切です。
また、最近そばアレルギーというのをよく聞きますが、
それはそばにたん白質が豊富に含まれているから。
(たん白質の多いものはアレルギーがよく出ます)
小麦や玄米よりもたん白質の含有量は多く、
必須アミノ酸のリジンも多く含まれているため
そばはアミノ酸バランスのよい食品と言われます。
そのほか、ビタミンB1や鉄、食物繊維も豊富…
こんな栄養価の高いそば、麺としてだけでなく
ロールキャベツの具にしたり、スープ、サラダなど…
どんどん活用したいですよね。
ちなみに、粒状のそばには
実そば、玄そば、そば米(そばまい)、
そばごめ、むきそばなど
いろんな呼び名がありますが…
実そば・玄そばは、まだ殻のついた状態。
殻を取り除くとそば米、むきそば、
そばごめなどと呼ばれます。
最後に、麺の蕎麦について少し。
小麦粉のつなぎを入れた二八蕎麦と十割蕎麦では
十割蕎麦のほうが陽性です。
また、蕎麦の栄養成分には水溶性のものが多く
茹でることで流出してしまうと言われています。
最後にそば湯を飲むことで
流出した栄養成分をカラダに取り入れることができます。
◆陰陽って何?という方は、↓をご覧ください。
メルマガ第2号の内容を再掲しています。
http://www.shinso-sekai.com/2006/02/post_2.html
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2.実そばの美味しい食べ方
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実そばって簡単に炊けます。
鍋で乾煎りしてから、倍量の水と塩を少し入れて
15分ほど炊けばできあがり。
炊いている間、そばのいい香りが広がって
食欲をそそります。
炊き上がったら少し蒸らしてから使ってください。
今の時期だと、オリーブオイル・ビネガーと和えて
マリネにするとさっぱりして美味しいです。
ヒジキや人参を混ぜると彩りもキレイです。
それから、実そば餃子というのもあります。
これは普通の餃子のひき肉を、
炊いた実そばに代えて作るもの。
ボリュームがあって存在感のあるおかずになります。