マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.21−粟(あわ)
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1.本日の食材 粟(あわ)
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日本では、稗と同様、粟も
米より早く栽培が始まりました。
かつては庶民にとっての重要な作物であり、
粟だけを炊いたり、粥にして食べていたようです。
第二次世界大戦後は米の増産とともに生産量は減少。
これも稗と同様、現在は家畜用や
ペットの飼料としての用途が多くなっています。
しかし、粟は10%もたん白質を含む他、
ビタミンB1やB2、
カルシウム・マグネシウムといったミネラルに富む
栄養価の高い食材です。
特に鉄分が多いので
貧血気味の人にはおすすめです。
また消化に優れていて
アレルギー体質を改善してくれます。
こんな素晴らしい食材を
活用しない手はないですよね。
粟は黄色くて小さな粒で、まん丸の形をしています。
丸い形をしている−ということは
上から下向する陽の力、
下から上昇する陰の力の
バランスがよいということ。
一方で、小さいということは
他の穀物と比べると陽性(=求心力)の
性質も持っているということです。
なので、穏やかに身体を温めて
組織を引き締めてくれます。
粟には自然の甘みがありクセがないので
玄米と一緒に炊いたりスープに入れると
美味しく食べられます。
粟は、米と同様に「もち」「うるち」の
2種類があります。
もち粟は、炊き上がりがもちもちしていて、
うるち粟はぱらりと粘り少なく炊き上がります。
◆陰陽って何?という方は、↓をご覧ください。
メルマガ第2号の内容を再掲しています。
http://www.shinso-sekai.com/2006/02/post_2.html
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2.粟(あわ)の美味しい食べ方
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粟も、とても小さな粒なので
洗うときには裏ごし器や目の細かいざる、
茶漉しなどを使ってください。
お米と一緒に炊く場合は、1〜2割ほど混ぜて
少し多目の水加減にすると美味しく仕上がります。
スープに入れる場合は、具の野菜が煮えた後、
最後に入れればOKです。
数分で火が通るので、
それから味付けしてください。
また、炊いたもち粟に煮小豆をかけて
粟ぜんざいというのもとても美味しいです。
もち粟は多目の水(3倍量くらい)で炊くと
しっとり仕上がります。
小豆も3倍の水で煮て、デーツ(なつめやし)や
米飴で甘みをつけると穏やかな味に仕上がります。
この他に、もち粟をライスドリーム
(玄米で作ったミルクのようなもの)や
りんごジュースで炊くと甘く仕上がり
お菓子のソースとして使うことができます。
自家製のアイスクリームやケーキにかけると
いつもと雰囲気が変わって素敵です。