マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.13−キャベツ
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1.本日の食材 キャベツ
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キャベツの原産地はヨーロッパ。
古代ローマ人は、胃腸の調子を整えるものとして好んで食べ評価していたようです。
日本へは江戸時代に観賞用として伝わりました。
余談ですが、その改良種として現在も栽培されているのが葉牡丹です。
園芸屋さんで見かけるたび、「キャベツみたいだ〜」と密かに思っていたのですが元を辿れば同じだったんですね。
似てるはずです(笑)。
さて、そのキャベツが食用となったのは明治時代から。
新しいものにありがちで、最初は外国人向けに作られていましたが明治末期には一般的な野菜として普及したようです。
第二次大戦後には消費量が拡大し現在は作付面積・収穫量とも大根に次いで2位というポジションをキープしています。
そんなキャベツの栄養素で特筆すべきはビタミンUです。
ビタミンUはキャベツから発見されて別名キャベジンともいい、胃や十二指腸の粘膜を保護し、潰瘍を予防する効果があります。
キャベジンって胃薬の名前じゃなくてビタミンUの別名だったんですね〜。
これまた余談ですが、胃薬のちゃんとした名称は「キャベジンコーワ」といいビタミンUの薬効を取り入れたものだそうです。
ビタミンCがとても豊富で、免疫力を高め疲労回復効果があるほか、骨を強くして骨粗鬆症の予防効果もあるビタミンK、カリウム、カルシウム、食物繊維なども多く含まれ、キャベツはとても栄養素が豊富なのです。
前々回ご紹介した菜の花とキャベツは同じアブラナ科の植物。
なので…こんなに栄養豊富な上に、デトックス効果も期待できます。
ところで、買い物に行くと店頭で見かける「春キャベツ」の文字。
普通のキャベツと春キャベツってどう違うの〜?と気になったりしませんか?
キャベツの種類にはいくつかありますが
春キャベツ:
新キャベツともいいます。秋冬に種を播いて、早春から初夏に収穫します。冬キャベツの半分以下の大きさで、球の巻き方もゆるく丸い形です。
冬キャベツ:
夏に種を播いて、晩秋から初春に収穫します。形は偏平で、葉は硬く巻きがしっかりしています。
グリーンボール:
1kgくらいの小さいボール型で、巻きの硬い種類です。初夏に旬を向かえ、冬場には出回りません。カロチンはキャベツの倍、ビタミンCやカルシウム、カリウムもキャベツより多く含みます。
こんな感じです。
キャベツ自体の陰陽は、根菜と葉菜の中間あたりですが、その中で陰陽を考えると
春キャベツは、温かい時期に収穫するのと葉が柔らかくふんわりと播くので陰性
冬キャベツは、寒い時期に収穫するのと葉が硬く巻きがきついので陽性
と言えると思います。
グリーンボールは冬キャベツと春キャベツの間くらいでしょうか。
キャベツのような丸い形の野菜は天から降りてくる陽性のエネルギーと地から上昇する陰性のエネルギーが程よく調和してバランスがいいと言われています。
今が旬の春キャベツ、サラダやスープでいろいろ楽しみたいですね。
◆陰陽って何?という方は、↓をご覧ください。
メルマガ第2号の内容を再掲しています。
http://www.shinso-sekai.com/2006/02/post_2.html
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2.キャベツの美味しい食べ方
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一般的に、春キャベツは柔らかくて甘みがあるので生食や浅漬け、さっと火を通す程度の調理法に向いています。
冬キャベツは水分が少なく葉がしっかりしているので煮物や炒め物向きです。
グリーンボールは葉が柔らかいので春キャベツと同じような調理法がおすすめです。
最近はスープの具にキャベツを入れるのが自分の中でブームです。
先日は、カフェでお出しするスープとして玉ねぎ・人参・かぼちゃ・キャベツ・大根・きのこともち粟を入れて
甘い野菜のスープ(勝手に命名)というのを作りました。
だしは昆布だしのみですが、野菜の甘さが溶け込んで塩と少量の醤油、麦味噌だけですごく旨みのあるスープになります。
昆布だしでシンプルに作るので、具は多目の方が美味しく仕上がりますが割合は適当で大丈夫です。
野菜スープの具は、玉ねぎ以外は冷蔵庫の中身と相談して適当に入れ替えて作ることもできます。
新玉ねぎと春キャベツがあったら、あとは適当にアレンジして是非お試しください。