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マクロビオティックで広がる食の深層世界NO.2−陰陽について

創刊号では、マクロビオティックについてごくごく簡単に説明しました。そろそろ食材のお話に入りたいのですがその前に!もう一つ大切なことを説明させてください。


大切なこととは…陰陽についてです。


マクロビオティックでは、物事を全て陰陽で考えます。この陰陽を考えるかどうかが、玄米菜食とマクロビオティックの違いだと私は思います。


陰陽の考えは、現代社会で生活しているとあまり馴染みがないため、最初は難しく感じるかもしれません。


しかし、陰と陽それぞれの性質を理解すれば、後は公式に当てはめるかのように比較的簡単に判断できちゃいます。


そして、この陰陽で物事を見ると、いろんなことが「ふ〜ん、そうだったんだ〜」と納得できて面白いんですね。


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1.陰と陽について

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先ず、下の図をご覧ください。


  陰──────中庸───────陽


中庸というのは、文字通り真ん中で、陰と陽の中間に位置する性質です。人は、陰にも陽にも偏っていない、この中庸であるときが健康な状態ということになります。


しかし、現代に生活する人はいろんな要因から陰性に傾きすぎたり陽性に傾きすぎていることが多いのです。


上の図をヤジロベエだと思っていただくと判りやすいかもしれません。


中庸というのは均衡の取れた状態。陰性過多は左に傾きすぎ、陽性過多は右に傾きすぎで、どちらもバランスの取れていない状態。


これが多少のアンバランスなら持ちこたえられますが、あまりにどちらかに傾きすぎるとヤジロベエ自体が転がり落ちてしまいますよね。


そうなると、陰陽のバランスの崩れが体調の悪さや病気として現れてしまいます。


そう、不調や病気というのは「陰陽バランスが崩れているから何とか整えてくださいよ〜」というカラダのメッセージなのです。


陰性の食べ物ばかりとっていると陰性過多になるし陽性の強いものばかり食べていると陽性に傾きすぎてしまいます。


では、陰性の食べ物・陽性の食べ物とはどんなものでしょうか。


※陰性の食べ物
暑い地域・季節に育つ食べ物で、身体を冷やして緩めるもの。
果物、砂糖、コーヒー、アルコール類、香辛料。トマト、なす、ピーマンなどの夏野菜、じゃがいもなど。


※陽性の食べ物
寒い地域・季節に育つ食べ物で、身体を温め引き締めるもの。
肉類、魚類、根菜類、そばなど。塩や味噌、醤油、梅干。


この他、中庸の食べ物として、米などの穀物があります。私たちは米を主食とすることで、中庸なものをしっかりと食べ身体の基礎を作っているのです。


これらの食べ方を簡単にまとめると…


陰性なものを食べる時には陽性なものと組み合わせることで、(陽性なものを食べるときには陰性なものと組み合わせて)陰陽のバランスをとり中庸に近づけることができます。


例えば…ステーキハウスに行ったとします。


お肉に、じゃがいも(陰性)が添えられたり、生野菜のサラダ(陰性)が出てきたり、ワイン(陰性)を一緒に飲むことで、肉の強い陽性を和らげてトータルのバランスが中庸に近づくようになっているのです。


そう考えると、陰陽って足し算・引き算みたいで面白いと思いませんか?


ただし…結果として中庸になればよいからと、いつも強い陽性と強い陰性でバランスを取るのはオススメできません。


というのは、ヤジロベエが右に左にグラグラ揺れて今にも倒れそうに不安定になっちゃいますよね。


毎日、肉や魚(=強い陽性)をたくさん食べながらお酒(=強い陰性)をガンガン飲んで、あるいは砂糖たっぷりのお菓子や南国のフルーツ(=強い陰性)をたっぷり食べて、というのは、このオススメできないパターン例です。


前回も書きましたが、こういう極端な性質の食べ物はたまのご馳走として時々、少しにとどめておくのがいいでしょう。


日常生活では、穀物や野菜、海藻など中庸〜穏やかな陰陽のものを主に食べると、自分の身体も中庸に保ちやすいと思います。


また、果物だったら熱帯から輸入されるバナナやマンゴーより今の季節だったらりんごやみかんを少し、という感じです。


食べ物に限定して、陰と陽を説明しましたがご理解いただけたでしょうか?


ポイントは、頭の中にいつもヤジロベエ!


もちろん、これだけでは陰陽の説明としては言葉足らずなのでこれからもいろいろ補足していきます。


今回の説明を読んで「う〜ん、陰陽ってよくワカラン」と思った方!それが普通だと思います(笑)


子供の頃、算数の宿題で計算ドリルを解いたように、いろんなものを「これは陰」「これは陽」って考えてるうちにだんだん自分の中に浸透していくのかもしれません。


でも。
陰陽は大事だけど、それが判断できないからマクロビオティックができないなんてことはありません。


陰陽よりもっと大切なもの。
それは、感謝しながら美味しくいただくことだと思います。やっぱりマクロビオティックの食事も、楽しく美味しくいただくのが一番ですから。


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2.編集後記

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


陰陽のお話、如何だったでしょうか?


今回は食べ物の陰陽について書きましたが、実は食事に限らずすべてのものに陰陽があります。環境や人の体質にも…。


陰性な人、陽性な人ってどうやって見分けるのでしょう?(陰気・陽気ではありません)この体質によっても合う食べ物が変わるのがマクロビオティックの難しく、また面白いところです。


気軽に読んでいただけるよう、これから少しずつ説明したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

         

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